鶴見線沿線ウォーク
 

 
(鶴見線路線地図)
 
(スライドショー)   
鶴見線鶴見駅→(JR)→海芝浦駅→(JR)→国道駅→(徒歩)→浅野駅→(徒歩)→扇駅
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■ 鶴見駅で待ち合わせ ■(2007年5月3日)晴
GWの真中あたりの5月3日に友人T氏と鶴見線西口で待ち合わせる。T氏は10時集合のちょっと前に軽快な姿で現れる。引越し等で大変だったようだが、なんとか5月3日は時間が空いていたようだ。T氏は朝食を食べていないそうで、駅の立ち食いソバへと向かう。その間に鶴見線の改札付近を見学する。京浜東北線の鶴見駅から鶴見線に乗り換えるには同じJRでありながら、改札を通らなければならない、キセル対策なのだろうか。帰宅後ちょっと調べたところ、この鶴見線はこの鶴見駅のみが有人駅で、他全ての駅が無人駅であるという事情によるもの判明する。ソバを食べ終わったT氏とともに改札を通って鶴見線のホームへと出る。体育館のような屋根というか、こんな駅のドームがフランスかどこかにあったような。歴史と風格を感じさせるホームであった。入線してきた電車に乗って海芝浦駅方面へと向かう。

■ 海芝浦駅 ■
明るい陽光の中、自転車のようなゆっくりとしたスピードで列車は進んで行く。当然各停のみで急行のようなせわしい車両はない。区間も短いのだろう、ちょっと加速しては直ぐ減速の繰り返しだ。鶴見川を渡り、住宅街のような所から一転して工場地帯へと入って行く。浅野駅を過ぎると海というかコンクリートの岸壁と併走するように列車は進む。東京湾を一望するような開けた海の景色が展開しだす、ようやく海芝浦駅に到着だ。ネット等で多少の予備知識はあったものの、こんな京浜の海岸に横付けするような駅だあったとは驚きだ。駅は東芝の敷地に面しているため、社員しか改札を通ることが出来ないということらしい。駅員らしい人はいなかったが、警備の人らしい人が目を光らせているようだ。近くには小さな海に面した公園とベンチもあり、ゆっくりしたい所であるが、後々の楽しみとして、もう一度同じ電車に乗り込んで鶴見駅方面に戻ることとする。

■ 国道駅 ■
国道駅まで戻ってくる。ここは今日の2大見所の一つでもある。一つ目が海芝浦駅で、そして二つ目がこの駅というわけだ。何故かこの駅は戦前からある古いコンクリートの駅舎が残っており、商店街と駅が合体したような珍しい所らしい。駅の雰囲気がレトロな感じなのか映画のセットとかにも利用されているという話である。駅に到着し、薄暗いホームの階段を下っていく。分厚いコンクリートのためか、ひんやりするような寒さだ。階段を下りて改札を抜ける。駅員らしき人が駅舎の中にいるようだ。今考えてみると、鶴見線は鶴見駅以外は無人なはずだったような。ではあの時みた駅員らしき人の姿とはいったい?確かに薄暗いトンネルのような駅前だ。商店街らしき店があり、どうやら営業はしているらしいが、祝日で店を閉めているだけのようだ。きっとさぞ年季の入った店なのであろう。この雰囲気は確かに得がたいものがあると納得し、しばし、戦後の焼け跡の雰囲気に浸った後、隣駅へと向かう。

■ 鶴見小野駅から浅野駅へ ■
国道駅の暗さに慣れた目に外の光がまぶしい。とりあえず鶴見線沿いに歩く。ほどなく鶴見川をわたる橋の所につく。大きな鯉のぼりが堤防のところにかかっている。橋をわたる人もほとんどおらず。中々快適なウオ−キングだ。橋を渡り切った所で、ちょっと入り組んだ道を線路にできるだけ沿って歩いていく。直ぐに鶴見小野駅へと到着する。駅を写真に収めて次の弁天橋駅へと向かう。二つの大きな見所を前半で見たためか、同行するT氏のテンションが下がっているようだ。やはり美味しいところは最後にしておいても良かったかなとちょっと思う。今後の検討課題として先へ行く。工場の敷地のようなところが多くなり出して弁天橋駅へ到着する。素朴な駅舎を写真に収めて次の駅へと向かう。T氏はどうもこの周辺にコンビニがあると考えていたようで、そろそろ昼食という時間帯でありながら、店らしい店がないことに気づく。そこで隣駅の浅野駅へ行く途中にラーメン屋へ寄り、半カレー・ラーメンセットを食する。ラーメン屋でありながら、思いのほかカレーも美味かった。食後に近くの広い芝生で食休みだ。日差しはますます強くなり、日焼けしそうな勢いの昼下がりであった。親が死んでも食休みのことわざ通りに、しっかり休憩して浅野駅へ向かう。

■ 浅野駅 ■
浅野駅に到着する。分岐する駅のためか広いホームが気持ちよい。乗るわけでもないが、開放的な改札を抜けて、ホームでしばしたたずむ。僕は鉄ではないので、あれだが、鉄の人ならば至福の時間なのであろう。それにしても国内全駅を乗降したという横見氏もこの駅に降りたのだと思うと、ほんとにその執念に驚くばかりだ。電車の到着を写真に収め、隣駅の新芝浦駅へと向かう。

■ 新芝浦駅 ■
浅野駅から少しで、運河のような海岸へと到着する。午前中に電車で通過したところではあるが、まるで印象が違う、目線の高さとか色々あるのだろうが・・・。運河の中に停泊中のマストの赤が印象的な船とか、まるで巨大なロボットのような赤いクレーンとか、普段中々見ることの出来ないブツとの触れ合いも中々良いもんだ。しばらく歩くと、正面にゲートのような通行止めがある。ここからは東芝の敷地のようで、部外者は入れないようだ。敷地の外側に新芝浦駅があるので、勝手知ったる無人駅にちょっと立ち寄ることとする。午前中の海芝浦駅ほどの展望はないが、一応運河に面しているので、海に浸りたい気分のときで、混雑した海芝浦をはずしたいときは、こちらがいいかもしれない。ちょっと駅で一服したあと、安善駅へ向かう。

■ 新芝浦駅〜武蔵白石駅 ■
浅野駅まで戻り工場地帯を進む。工場ばかりでかなり殺風景だが、友人T氏と談笑しつつ歩を進める。そして安善駅へと到着する。トイレ休憩のためにちょっと立ち寄るも、ホームに人影はまるでない。安善駅の名前の由来とか何か掲示があるかと思ったが特にないようだった。鶴見線は観光から見放されているようだ。安善駅を出発し、ほどなく武蔵白石駅に到着し、写真を撮る。

■ 浜川崎駅 ■
歩いていると、潮の干満がありそうな、小さな運河のようなところに到着する。友人T氏はきっとカニとかの生き物がいるのではと思い、探してみるも、カニの姿を見ることはなかった。ヘドロのような運河ではないのだが、生き物をあまり見かけないが気にかかる。その運河に覆い被さるような、工場と工場を高い高架道の下をくぐる。しばし歩いて浜川崎駅へ到着する。ここは南武線のもう一つの終点、浜川崎駅と隣接している所でもあった。南武線の東側の終点は川崎駅の他に浜川崎駅もあるという思わぬ豆知識を増やすこととなった。

■ 阿弥陀寺 ■
浜川崎駅から海岸のほうにある駅へと向かう。しばらく歩くと、線路の下といっても、もぐるような形で通過する道を通る。プレハブのような建物の阿弥陀寺を写真にとる。ほんとにこれは寺なのだろうか?多少疑問に思いつつも歩いていく。しばらくすると、操車場のような所を跨ぐ高架を通過し、いい感じの線路群を写真に収める。付近は次第に工場地帯といっても外にパイプがあるような、規模の大きい施設が目立つようになる。

■ ザ工場地帯 ■

昭和駅に向かって歩くものの、左右はもう完全無欠の工場地帯だ。遠くに見える砂利の山にちょこんと乗っているブルドーザー、巨大煙突の工場群、大きな運河にはこれまた見たことがない大きなはしけがある。そしてオブジェのようにそそりたつ、パイプの塊のような工場がある。貨物用の引込み線が道路を縦横無尽に走り、工場のなかへと吸い込まれていく。ここは産業革命の初期の頃のイギリスの港町なのかと、イギリスに行った事の無い身で思ってしまう。工場地帯を十分に堪能しつつ昭和駅に到着する。

■ ザ工場地帯2 ■
左手にペットボトルの山が見えてくる。工場名がペットリバースとあるから、ペットボトルのリサイクル用の工場であろう。そして右手には大きなガスタンクが見えてくる。先には今日のツアーの終点扇駅が見えてくる。

■ 扇駅 ■

扇駅に午後4時ごろ到着する。終着駅とはいっても、先に貨物の線が続いているためか、いわゆる車止めもなく。終着駅という感じとはちょっと違うが、駅周辺の写真をとり、ほどなくついた列車に乗り込む。鶴見駅に戻り、西口商店街のとあるお好み焼き屋で広島焼きを食して、今日のツアーの反省会をT氏と行う。どうもお疲れさんでした。